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スタディホール · 1/6期待値
デスク · 利得表を作る
利得 x確率 pp·x
デスク · 列ごとに分散を計算(上の利得表を使用)
ブリーフィング · スタディホール

期待値

使う場面:すべてのゲーム

期待値とは、ランダムな利得の長期的な平均です。すべての結果を挙げ、それぞれに確率を掛けて足し合わせます。

EV = Σ pᵢ · xᵢ

分散は結果が平均の周りにどれだけ散らばるかを測り、標準偏差(σ)はその平方根です。期待値は取引するかどうかを、σは気配の幅と賭け金の大きさを教えてくれます。

Var = Σ pᵢ · (xᵢ − EV)² = E[X²] − EV²
仕組み:期待値と分散のすべての記号

EV = Σ pᵢ · xᵢ の読み方

X確率変数:サイコロの目のように、事象が起きるまで分からない数。
i起こりうる各結果のラベル。1、2、3……と数えます。サイコロならiは1から6。
xᵢ結果iの利得。サイコロなら x₁ = 1、x₂ = 2 … x₆ = 6。
pᵢ結果iの確率で、0から1の間。すべてのpᵢを足すとちょうど1になります。
pᵢ · xᵢその結果が平均に寄与する分。
Σギリシャ文字の大文字シグマで、「すべてのiについて足す」という意味。結果ごとに同じことをして、足し合わせます。
EV、E[X]、μ同じ答えの3つの呼び名。他の式の中で使うときは、ふつうμ(ミュー)と書きます。

なぜpを掛けるのか?サイコロを600回振るとします。各目がおよそ100回ずつ出るので、合計は約 100·1 + 100·2 + … + 100·6 = 2,100、平均は 2,100 ÷ 600 = 3.5。各回数を600で割ると確率になり、(1/6)·1 + (1/6)·2 + … + (1/6)·6 となります。期待値は、各結果を起こる頻度に応じて数えるふつうの平均なのです。

Var(X) = Σ pᵢ · (xᵢ − μ)² の読み方

μ上で求めた期待値:結果の中心。
xᵢ − μ偏差:結果iが中心からどれだけ離れているか。マイナスは中心より下。
( … )²偏差の2乗。2乗するとすべての距離が正になり、大きな外れを小さな外れよりずっと重く罰します(3外れれば9、1外れれば1)。
pᵢ · ( … )²各偏差の2乗を、起こる頻度で重み付けしたもの。
Σすべて足します。分散は中心からの距離の2乗の平均です。
σ = √Var標準偏差(小文字のシグマ)。平方根を取ると2乗が打ち消され、利得と同じ単位(目、ドル)に戻るので、期待値と比べられます。

なぜ偏差をそのまま平均せずに2乗するのか?ふつうの平均偏差は常にちょうどゼロだからです。中心はつり合いの点として定義されるので、上と下の外れが打ち消し合います。下の表がその証明で、p·(x − μ) の列は必ず0になります。絶対値 |x − μ| を使うこともできますが、2乗には後々すべてをうまく働かせる性質があります。独立な量の分散は足し算できるのです。√nルールはここから生まれます。

近道 E[X²] − μ² が成り立つ理由。E[X²] は「利得の2乗の平均」、つまり Σ pᵢxᵢ² です。(x − μ)² = x² − 2μx + μ² と展開し、各項を平均すると E[X²] − 2μ·E[X] + μ² = E[X²] − 2μ² + μ² = E[X²] − μ²。サイコロなら 91/6 − 3.5² = 15.17 − 12.25 = 2.92。

覚え方
  • 一様分布 1…n → (n+1)/2。サイコロ3.5、カード(A=1…K=13)7。
  • サイコロの分散 = 35/12 ≈ 2.92、σ ≈ 1.71。カードの分散 = 14、σ ≈ 3.74。
  • 確率の合計は1でなければならない。毎回まずこれを確認。
遊び方からいつでも再表示できます。